こんばんは。
先日届いた中小企業診断士の一次試験申込書。
払込票に氏名住所と免除科目が記されているのみで、特に変わったところはありません。
免除科目は昨年合格した4科目。
経済学、財務会計、経営法務、中小企業経営・政策です。
今年受けなければならないのは
企業経営理論、運営管理、そして経営情報システムの3科目。
元々得意分野で、自宅のパソコン自作したりネットワーク組んだり、会社でも部署のIT担当者などやっているので、すっかり甘く見ていた経営情報システム。
この科目であと4点とれていれば、一次試験はストレートで合格していました。
あの悔しさは忘れられませんが、しっかりと対策をとらなかったのは自分ですし、情報システムに時間を割いていたのなら、他の科目を落としていたことでしょう。
何より、一次を落としたから、その後の行政書士試験に集中できて今がある。
壮大な結果オーライということですね。
さて、免除科目のうち、今年も受験する科目があります。
財務会計と経営法務の二つです。
なぜ合格したのに再度受けるのか?
それには中小企業診断士試験特有の、ちょっと変わった事情があります。
この試験は7科目700点満点中、420点以上あれば一次は合格です。
ただし、7科目中一つでも40点未満がないこと、ということも合格の条件。
つまり、6科目で70点連発しても、一つ38点という科目があれば、その年は一次試験不合格なのです。
優遇措置?として、60点以上の科目は、翌々年まで免除ということになるので、落とした残り1科目を翌年60点以上とればよいということになります。
そこでまた問題になるのが、残した科目がとても苦手、という場合です。
初年度よりは1科目に割ける時間は増えることになりますが、それでも40点までで、60点以上は到底…ということは考えられます。
この場合、70点を連発した得意科目をもう一度受けることで、2科目で120点、3科目で180点取ればよいことになります。
7科目420点というのは、1科目平均60点ということなんですね。
2科目で40点、70点では合計110点、平均55点なのでやはり一次通過とはなりませんが、3科目で40点、70点、70点なら合計180点、平均で60点になり、晴れて一次通過ということになります。
今年は情報システムもちゃんと対策しますし、経営理論と運営管理も二次試験の論点なので、避けて通れない科目、しっかりやっております。
経営理論、運営管理は、昨年58点、55点でしたので、科目合格には至らなかったものの、苦手というほどでもない。
ただ、昨年の情報システムや経営法務のように、極端に難化する年というのはありますので、得意科目で点数に下駄をはかせるというわけです。
財務会計は二次試験でもやることになりますし、会計事務所、経理職の人間ですので、得点源です。
経営法務は、昨年難化した年だったと言われている中でしっかりと得点できていたこと、より難易度の高い法律系資格である行政書士に合格していることから、得点源です。
とは言え、法律の範囲としては、行政書士と中小企業診断士の経営法務の範囲は、ほとんどリンクしていません。
そんなわけで、残り3科目をより確実にするために、今年度は5科目受験いたします。
また二日間にわたる試験ですので、お泊まりです。
今年はちゃんとホテルの予約を事前にしておかなければ…。