こんばんは。
仕事に社内研修に試験勉強に、時間が無い無いと言いながら、またも自主的に、別途セミナーに申し込んでおります。
普段は経理も日常業務としてやっているので、今更感はないでもありません。
でも、また新人が入ってくると研修を任されることになるため、初心者への教え方などは学ぶ必要があります。
新人向けの研修ではなくても、営業や現場の主任、係長レベルであれば、会社の数字はからっきしという方が多い。
いや実際のところ、中小企業だと課長クラスでも数字からっきしという方はいらっしゃいます。
実際、以前にいた会社では支店長が「粗利」がなんなのかもわかっていなくて驚いたことがあります。
1,000人弱の会社でしたが、売上予算には厳しかったものの、利益にはものすごく鈍感な会社でした。
そういう会社でしたので、やはり倒産してしまいましたね。
そうならないためにも、経営者層だけでなく、ミドル、ロワーマネジメント層も数字が分かっていたほうがよいですね。
そんなわけで参加した経理セミナー。
やはり内容としてはとても当たり前のことばかり。
ですが、そういう説明の仕方があるのか、とか、こう説明すると確かにわかりやすいな、とか。
いつもコンサルしてる方がする説明は、やはりとても分かりやすい。
そして一番参考になったのは、決算書ゲーム?会社経営ゲーム?。
ゲームの名前はよくわかりませんが、参加者がテーブルごとにチームになって、自分の会社を作って経営していくゲームです。
メンバーが社長、財務担当者、執行責任者などとなり、借入や仕入れをし、サイコロで売り上げや経費を決め、結果を決算書として記入していく。
本当は有料でやっている講座の中のレクリエーションのひとつで、BSもPLも作るらしいですが、3時間のセミナーなのでBSのみ作成。
でも、利益はちゃんとBSに反映させて、自己資本比率とROAを算出する。
結果、6社中1位となりました。
勝てたからではないですが、本当に面白いゲームでした。
決算書の読み方の書籍などは多くあります。
でも、読んだ後にいろんな会社の決算書を引っ張り出してきて練習するということは、忙しいを言い訳にして、しない人が多いんじゃないでしょうか。
それでいて、「やはり決算書は難しいよ」となる。
滅多に見ることがない決算書、その読み方を一回学んだだけで覚えられるわけがありません。
ですが、このような形式で学ぶことで、数字が決算書の中でどう動くのか、それが指標としてどう現れるのかがわかります。
しかもゲームなので、楽しみながら学べる。
この「楽しみながら」ということがとても重要で、脳が喜ぶやり方が、一番記憶に定着しやすいのです。
しかもゲームなので、経営のサイクル、1期が10分かそこらで終えられる。
1時間で5期回せば、なんと中期計画回せます。
ゲームの最初に中期計画を立てて、それに向かってやっていくのもいいかもしれませんね。
今回の経理セミナー、学ぶところが非常に多かったです。
さて、次は何のセミナーを受けに行こうかな。
その前に診断士2次試験を…。