こんばんは。
先日、名古屋法務局へ行ってまいりました。
目的は、登記されていないことの証明書。
郵送での申請も可能ですが、数名分をまとめての請求でしたので、間違いがあると怖いと思い、足を運びました。
写真は愛知県庁、この周辺に法務局だの経済産業局だのなんだのが密集しています。
愛知県庁の建物、、これは愛知県らしいのか?
あの天守閣の部分に知事の部屋があるのでしょうか。
全ては謎に包まれています。
さて、この写真の立ち位置から振り返ると、名古屋法務局があります。
不慣れなので念のためと思い窓口で確認してもらいましたが、簡単なぺらイチの申請書なので、何も問題はありませんでした。
印紙売りさばき書にて印紙を購入し、貼り付けて申請。
10分するかしないかのうちに、発行され、ミッション完了。
この「登記されていないことの証明書」ですが、あまり聞きなれないものだと思います。
これは許可申請をするときによく添付書類として求められるものです。
私も行政書士に登録するときに、初めて取り寄せました。
これともうひとつ、本籍のある市役所で発行される「身分証明書」もあまり聞きなれないものですね。
身分証明書は、市町によっては身元証明書というようです。
愛知県でも、豊橋では身分証明書でしたが、岡崎では身元証明書でした。
「登記されていないことの証明書」も「身分証明書」も、本来の役割は同じ。
成年被後見人、被保佐人ではないないですよ、という証明なんです。
身分証明書はともかく、登記されていないことの証明書だなんて、なんだか長ったらしくて、仰々しいですね。
発行してもらった証明書を見ると、申請書に自分で書いた字がそのまま転写されているだけ。
そのほかは「上記の者について、後見登記等ファイルに、成年被後見人、被保佐人とする記録がないことを証明する」とあり、登記官の名前と印影があるのみ。
内容は重要ですが、証明書は拍子抜けするほどシンプルです。
この証明により、建設業許可等を取得するときの欠格要件のひとつをクリアすることになります。
頂いた証明書を見てふと思ったのですが、これって、記載された氏名や住所、本籍をデータベース検索して、0件です、ってことなのかな、と。
もしこの場合だと、申請書が不備だらけだったり嘘の申請であったとしても、該当0件となってしまいます。
申請から書類発行までに要する時間も10分程度ですし、どこまで調べられているのか。
法務局と市役所とで情報共有しているのでしょうか。
もちろん、日々グルグルとまわっている制度ですので、何らかの形でしっかりとやっているのでしょうけれど。
どのような仕組みになっているのか、気になりますね。
以上、素朴な疑問でした。