サラリーマン行政書士の日記

本ブログは、サラリーマン行政書士である私が、本業、副業、中小企業診断士に挑戦若しくは奮闘する様及び読書記録を綴るブログです。

【書評】「人生の勝算」

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読みたいな、気になるなと思いながら、長らく放置してしまっていた本を読みました。

「人生の勝算」、最近ビジネス書ランキングを席巻している、幻冬舎、NewsPicksBookです。 

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

 

 

 

「人生の勝算」著者紹介

まずは著者紹介。

著者はSHOWROOM株式会社 代表取締役社長の前田裕二氏です。

最近、耳にした方も多いのではないでしょうか。

そう、石原さとみさんがすっぱ抜かれた沖縄デートのIT社長とはこの方。

 

SHOWROOMは、既に動画サービスの国内売上高トップになっておりますが、社長がだれかというと、知らない方も多いでしょう。

私はNewsPickと、その動画サービスであるLivePicksの大ファンなので、この方の名前も記事も、よく目にしております。

 

とてもまじめで、まっすぐな印象の方。

話し方もすごく優しそうな声で、しっかりとロジカルな積み上げをされる方です。

ラジオもやっているようなので、一度聞いてみるのもよいかもしれません。

Twitterアカウントはこちら。

前田 裕二 / Yuji Maeda (@UGMD) | Twitter

 

早稲田卒、外資証券会社、DeNA、そしてSHOWROOM起ち上げ。

とても華々しい経歴ですが、幼少期は物心ついたころには父親がおらず、小学校2年生で母親を亡くされているそうです。

そんな逆境にも負けず、今の著者の姿があるのは、考え抜き、圧倒的な努力をしてきたから。

最近では、努力なんてナンセンスだとか、辛い思いをしてやることの意味だとか言われることもちらほら。

そんな中、30歳という若い経営者が「圧倒的努力」を掲げて世界一を目指している。

スタートアップというと洗練されたイメージを持ちがちですが、この著者はとても泥臭い。

だからこそ、共感して、本にのめり込んでしまう。

 

「人生の勝算」で伝えたいこと。

プロローグにおいて、この本を通じて伝えたいことが示されています。

とてもシンプルに、3つ、挙げています。

  1. 絆の大切さ。
  2. 努力の大切さ。
  3. コンパスを持つことの大切さ。

色々なエピソードか出てきますが、すべてこの3つに帰結します。

 

この3つの中でも、やはり「努力」というのは、共感を得やすい。

若い世代は頑張ればできる!と、前向きになりますし、団塊の世代はスポ根漫画で育ったので、伝わりやすいと思います。

 

絆の大切さ。

絆についても、努力の大切さを力説しています。

コミュニティ作りにおいて、先天的な要因は無関係。

後天的な努力の絶対量によってのみ、絆、コミュニティを拡大できる。

この努力と言うのは、どれだけ相手のことを愛せるか。

 

好きになってもらうには、という本は沢山ありますが、自分が相手を好きになる、というのはなかなか聞かない。

でも、考えてみれば、これはすごく合理的なことです。

他人に好きになってもらうには相手を変えなければなりませんが、自分から相手を好きになるのは、自分次第、コントローラブル。

そうしていつも相手に対して愛を振りまいていると、みんなついてきてくれる。

 

この絆については、書中一貫して、著者の思いを感じました。

そう感じるのは人の話がよく出てくるからだと思います。

実のお兄さん、親戚のお兄さん、UBS証券時代の宇田川さん、藤井さん。

DeNAの南場さんに秋元康さん。

多くの方の名前とエピソードがでてきて、どれだけ影響を受けたかが語られる。

今の著者があるのは、これら多くの人たちのおかげなのだなと。

読みながら絆の大切さを感じるところです。

 

社長は孤独か?

絆、努力、コンパス。

いずれも深く共感し、突き刺さるテーマでしたが、私が一番「ここだ!」と思ったのはエピローグです。

 

大きなシステムのミスで顧客に多大な迷惑をかけ、そのことでメンバーを叱責した際のエピソード。

このことで、メンバーの士気が下がり、チームは崩壊しかけたとのこと。

その時に著者が感じたのは、「社長は孤独である」ということ。

でも実際は、そうではなかったと振り返っています。

寧ろ、メンバーを包み込む愛情が、自分自身に欠けていたのだと。

 

この言葉には思うところがあります。

ブログを始めたころのエントリーです。

www.co-idealblog.com

 

社長は確かに従業員にとって遠い存在になりがちです。

でも、社長が自分で孤独だと思ってしまったら、そこで断絶が起きてしまう。

常に理念やビジョンを語りかけて、それを達成するためにがんばってくれる従業員を包み込んでほしいですね。

 

 

最近は何かと世知辛い

堀江氏の著書のタイトルである「自分のことだけ考える」というのも、SNS全盛の今は必要な考え方だと思います。

それは自分勝手というわけではなくて、無用なストレスを軽快に避けていくための手段でもあります。

でも、なんとなくドライで、無味乾燥に思えてしまうことも。

そんななか、泥臭く努力を続け、熱量をもって愚直に行動した結果の成功談と読者へのエールは、リアルに心に響きました。

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