サラリーマン行政書士の日記

本ブログは、サラリーマン行政書士である私が、本業、副業、中小企業診断士に挑戦若しくは奮闘する様及び読書記録を綴るブログです。

明治維新150周年 近代日本を作った「渋沢栄一」という男。

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今年は明治維新150周年です。

 

今年は、明治維新明治元年(1868年)から数えて150年にあたります。

日本史の中で、おそらく最も人気がある時代といえば、明治維新前後なんじゃないでしょうか。

ペリー来航以来、薩摩藩長州藩の若い志士たちが立ち上がり、そして華々しく散っていく。

旧態依然とした大きな権威に立ち向かう若者という構図は、いつの時代も美談です。

明治維新までなら、西郷隆盛坂本龍馬吉田松陰高杉晋作久坂玄瑞

明治維新後は木戸孝允伊藤博文板垣退助大久保利通

他にも数えきれないほど多くの英傑がそろっていて、現代日本の各方面の礎を築いている。

 

日本実業界の父、渋沢栄一

 

その中にあって、非常に重要な役回りをしたにもかかわらず、あまり取りあげられないのが渋沢栄一

いや、もちろん有名ですし、「論語と算盤」はビジネス書として人気なんですが、一般的な認知度は、同時期の英傑たちに比べてどうでしょう。

 

この時代、岩崎弥太郎という巨人がいました。

ご存知、三菱を作り上げた偉人です。

この岩崎弥太郎渋沢栄一、どちらも近代日本の実業界になくてはならない偉人。

でも、考え方ややってきたことは大きく異なるようです。

 

私は、中小企業診断士を目指していて、地方創生、中小企業が元気になることを望んでいます。

今はサラリーマン行政書士ですが、これに中小企業診断士のタグも付けて、地元を活性化するお手伝いが出来たらなと思っています。

ですから、やはり渋沢栄一の民を大事にする経営、生き方を尊敬します。

 

以前より、「論語と算盤」のオーディオブックを通勤の車内で聞いております。

論語と算盤

論語と算盤

 

 

ただ、渋沢栄一がどのようにして「論語と算盤」に至ったのか、伝記などは読んだことがありませんでした。

そこで、近所の図書館に行って、一冊借りて、読んでみました。 

 

渋沢栄一を読む。

 

本当は平凡社から出ている 自伝の現代語訳が読みたかったのですが、貸し出し中…。

 

こちらの薄い本を手に取りました。

渋沢栄一―近代日本社会の創造者 (日本史リブレット人)

渋沢栄一―近代日本社会の創造者 (日本史リブレット人)

 

 

100ページに満たないボリュームですので、スタバでさくっと読めちゃいました。 

でも、やはりもっと深く知りたいので、次回、当初探していた平凡社の自伝を借りたいと思います。

やはり本人のパーソナリティを知ると、「ああ、こういう原体験から、あの成功、実績、あの言葉が生まれたのか」と、理解が深まります。

 

元祖シリアルアントレプレナー渋沢栄一

 

渋沢栄一については、「日本実業界の父」として、多くの会社に携わったということは知っていました。

現在のみずほ銀行や、東京海上日動の他、470もの会社に携わったということくらいしか知りませんでした。

まさか、日本銀行にも直接噛んでいるとは…。

470社の業種は多岐にわたりますが、調べてみると、その中でも銀行が特に多いようです。

お金を預かり、適所に配分して、信用創造を生む。

経済が大きくなるのに銀行機能は欠かせません。

このインフラをしっかりと作り上げてくれたからこそ、今の日本があるんですね。

 

渋沢栄一記念財団のHPに、渋沢栄一が関与した企業一覧があります。

www.shibusawa.or.jp

 

今では名前の変わっている企業もありますが、一目見て「あ!ここは!」となる企業の多いこと。

現代に続く企業も多くありますね。

数ばかりでなく、ひとつひとつの企業の基礎も、しっかりと作り上げたということでしょう。

 

「LIFE SHIFT」、人生100年時代の先駆者だった渋沢栄一

 

渋沢栄一は、関与した企業の数にも驚きますが、60歳を過ぎてから初めて渡米し、その後4度も渡米したことや、70歳を過ぎてから論語と算盤を著した(これは公演を編集者が書き起こしたとも聞いたことありますが)ことなど、後年の働きにっぷりも目を見張ります。

 

人生100年時代といわれる現代ですが、渋沢栄一こそ、その先駆者ですね。

こういうところも、時代を超えて参考にすべきことですね。

人生をかけた仕事というか、活動。

ライフワーク、ワークアズライフ。

 

企業の役員をすっぱりと辞めたのち、そのまま引退、静かな老後~とならないのが渋沢栄一

何歳になっても、自分のコンパスを持ち続けていました。

 

渋沢栄一はソーシャルビジネスの先駆けでもあった。

 

CSRとかコーポレートガバナンスなどの考え方が浸透していない企業、今でもおいのではないでしょうか。

渋沢栄一は、日本近代の初期段階から経営に道徳、倫理の観念を盛り込んでいました。

さらに、約600の社会興行事業に携わったそうです。

企業数は約470と併記してあり、単に殖産興業だけでなく、そのベースになる部分や、セーフティネットの部分にも力を入れていたんだなと。

社会企業、ソーシャルベンチャーの先駆けであったことにも目を見張りますが、それに次々と関与してしまうシリアルアントレプレナーっぷりに驚きます。

 

渋沢栄一から学ぶべきこと。

 

今の日本は、この渋沢栄一が作り上げた基礎を、今でも享受しているなと思うわけですが、理念の部分はいかがでしょうか。

多くの企業を起ち上げて、成功されている方もいらっしゃいますが、そういう中で、社会倫理を欠いた不祥事が多発しています。

 

先ほど挙げたCSRコーポレートガバナンスというものも、形だけでなく、しっかりと腹落ちさせて取り組む必要があります。

そんなとき、先駆けであった渋沢栄一、「論語と算盤」から学ぶことは多いのではないでしょうか。

「算盤」とは商売、経済、「論語」とは理念、道徳。

これを両輪としてやっていかないと、どこかで綻びが生まれます。

 

こんな現代だからこそ、歴史と偉人に学ぶべきことは多い。

私も、普段の仕事の中に、しっかりと思いや理念といったものを盛り込んで取り組んでいきたいと思います。

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