サラリーマン行政書士の読書日記

本ブログは、サラリーマン行政書士である私が、本業、副業、中小企業診断士に挑戦若しくは奮闘する様及び読書記録を綴るブログです。


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「LEADERS5.0」原田泳幸氏、マクドナルドの経営改革。

「LEADERS5.0」原田泳幸氏、マクドナルドの経営改革。

年も明けて、もう三週間が経とうとしています。年始は連休からスタートするので、月次決算業務が忙しく、バタバタしておりました。また、年明け早々に契約書チェック、作成案件がいくつも同時に舞い込んだり、エアコンが壊れて業者手配したり、突発的な案件が重なってさらにあたふたしてます…。

そんな中、今年一発目の講演会に参加してまいりました。

LEADERS5.0

1月10日、この日は以前から有休をとっております。忙しくてもこれは別。目的は「LEADERS5.0」というSansan主催の講演会への参加。以前もSansan主催の異なるテーマの講演会へ参加しております。

毎回ゲストがとても豪華で、できれば毎月参加したいくらいです。本当は「管理職」対象ですが、係長の分際で申し込んでおります。申込フォームには課長職以下の選択肢もあるし、ちゃんと当選しているので、後ろめたさは全くありませんが。

経営改革はシンプルに

登壇者は元マクドナルドCEO、現在は株式会社原田泳幸事務所の代表を務める原田泳幸社長。テーマは「アップル、マクドナルドらしさを追求した経営改革」です。原田社長の仰ることは、とてもシンプルで突き刺さります。経営というのは何も難しい戦略や理論を振りかざすことではなく、シンプルな基本部分の追求なのかなと感じました。

原田社長がマクドナルドの社長になってまずやったこと、それはQSC以外「やらない」こと。QSCとは飲食業界の常識で、クオリティ、サービス、クリンリネスの頭文字をとったもの。品質、接客、清潔さですね。飲食業としての基本を一年間、徹底したそうです。

「らしさ」の追求

それから「らしさ」の追求。マクドナルドでアンケートをしたところ、女性が求めているのはサラダだという結論に至ったそうです。それでマクドナルドでサラダを出したところ、全く売れなかったのだとか。

健康志向なら、元々マクドナルドには行かない、消費者からしたら当たり前のようにも思えますが、企業として色々な戦略をとっていくうちに、自らの「らしさ」が見えにくくなってしまうこともあるのでしょうね。

大企業では特に、多角化が当たり前のように行われていますが、創業の精神だとか、会社の大きなビジョンを抜きにしては、顧客の心に深くリーチすることはできません。

多くは語らない

原田社長の人柄を垣間見たのは、スティーブ・ジョブズの話をしなかったことです。ただただすごい人、というくらいの簡単な言葉のみ。スティーブ・ジョブズについては多くの本がありますし、多くのアップル信者=ジョブズ信者がいます。いろいろなことが書かれたり言われたりしていますが、実際に何年も仕事をした原田社長から見ると、正しくない書かれ方をされているものも多いのだとか。

ですが、ジョブズのすごさは簡単に語れるものでもなく、聞かれれば話すけれども、そうでもないのに積極的に多くを語ることはしないとのこと。スティーブ・ジョブズと一緒に仕事をしていたなんて、とても誇らしいことですし、私なら少し自慢したくなります(笑)。

それをしないというのは、スティーブ・ジョブズは軽く語れるような人物ではないという尊敬の表れのように思います。

原田泳幸語録

講演の最後に、30ほどの原田泳幸語録をスライドで紹介してくれました。多くは読み上げるだけでさっさとスライドが切り替わってしまいましたが、いくつか、その意図を説明してくれたものもあります。

一つだけ紹介します。

後継者育成はマネジメントの使命である。

原田泳幸語録

部下を持ったら3年以内に、自分の後継者を作ること。とても当たり前のことですが、できているかというと難しいですね。自分の知識やスキルをどう移転するか、日々の業務をこなしながらも並行して考えていかなければなりません。

これができないと、次の世代が上がってこず、人事が滞ります。そこから組織の綻びが生まれてしまうのでしょうね。組織はとにかく人で成り立っているということを考えさせられますね。

まとめ的なもの

Sansan講演、前回はイノベーションの話で華やかでしたが、今回はどちらかというと泥臭い、地道なお話でした。

でも、仕事というのはそういうものですね。対外的には表面の綺麗な部分しか見えませんが、水面下では白鳥もせっせと水搔きしているのです。原田社長になってからのマクドナルドは綺麗なV字回復を成し遂げますが、魔法や手品のようなものを使ったわけではありません。一年間はきっちり基礎に立ち返ってQSCを徹底し、役員も刷新し、色々な制度にメスを入れた。かなりの痛みを伴う改革だったはずです。聞くと見るとは大違いと言いますが、改革の社内視点はこのようなものなのでしょう。

私も間接部門として、地味な仕事、泥臭い仕事は慣れっこですが、経営者はそれを矢面に立ちながらこなすわけですから、本当に大変な職業だと思います。いつも会社ではぶーぶー言っていますが、たまにはうちの社長も持ち上げてみましょうか(笑)。

 

勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論

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